東京ディズニーリゾートが公開したPR動画内が今、物議を醸している。
動画は、この春から開催されるスペシャルイベント「ディズニー・パルパルーザ」をPRするため、2月20日に公開された。
男女のグループがパレードなどを楽しんでいる動画だが、ディズニーファンからは、「迷惑」、「前にいたら後ろ見えない」、「言い方悪いですけど邪魔」と反発の声が上がった。
動画に登場する男女は、頭にキャラクターの耳がついたカチューシャを付けている。
さらに、頭より高い位置にカメラを構え、撮影しているような場面もあった。
こうした行為が、パーク内のルール違反ではないかという。
ディズニーファン「(パレードではカチューシャは)外しますね、後ろの人が見えなくなっちゃうので」、「公式は(カチューシャを)外してほしい」
東京ディズニーリゾートの公式ウェブサイトでは、「パレードなどを見るにあたってのお願い」として、「撮影する際はカメラが頭の高さを越えないようにご配慮ください。また、ショーによっては大きな飾りのついた帽子やカチューシャを外していただくようお願いする場合がある」としている。
44秒間のPR動画内で物議を醸している場面は、6カ所あった。
実際の来場者は、パレードを見る際、カチューシャをどうしているのか。
2018年4月に撮影したパレードの映像を見てみると、沿道に座るほとんどの人がカチューシャをつけていない。
2023年4月に撮影したパレードでも、つけていない。
東京ディズニーリゾートは、パレードの鑑賞マナーについて、“ルールではなくお願い”として呼びかけているが、ディズニーファンの間では、周りの邪魔にならないようカチューシャを取ることなどが暗黙のルールとなっているという。
ディズニーファン「1人がカチューシャをつけると、5~6人が見えなくなる」、「カチューシャを外して、手も上げすぎないように、気をつけてショーを鑑賞するようにしている」
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、「ショーの内容やその場の鑑賞環境によって、キャストより、お声がけをさせていただくものであり、すべてのゲストの皆さまに一律に対応をお願いするルールといった性質のものではありません」とコメントしている。
FNNプライムオンライン
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